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　南アルプス市出身の１０代アスリート３人が、世界を目指して挑戦を続けている。小学５年生の宮川類君（１１）は昨年夏、スペインに渡って名門サッカークラブ「アトレティコ・マドリード」の下部組織に入団。年末に一時帰国し、「『負けない』という気持ちが出てきた」と胸を張った。県立巨摩高１年の中込夏未さん（１６）は女子ホッケーの１６歳以下日本代表に選出。市立甲西中３年の金子早織さん（１５）も、女子バレーボール全日本中学生選抜に選ばれた期待の新星だ。【小林悠太】
　◆サッカー
　◇スペインのクラブに入団、宮川類君（１１）
　宮川君は０６年１２月、日本であったクラブワールドカップで来日したロナウジーニョ（スペイン・バルセロナ）の鮮やかなボールテクニックに魅了された。「スペインに行きたい」と一念発起して０７年７月の１カ月間、アトレティコのサマースクールに参加。マドリードにある名門クラブの下部組織「アルビンＢ」（１０～１１歳）の入団が認められた。
　同９月から母と２人で異国暮らしを始め、スペイン語は単語が分かる程度。しかし、「ジェスチャーで伝わるし、サッカーの言葉は大体分かるようになってきた。食事も大丈夫」と話し、監督も「早く走れ」「ける、ボール」など片言の日本語で言葉を掛けてくれ、「心強い」という。
　ただ、スペインではチーム内で動き方に約束事があり、得意のドリブルが生かし切れていない。１２月までの公式戦に１０試合ほど出場し、得点はわずか２...

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（引用 yahooニュース）


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